
出典:腐蝕『金烏玉兎恋歌』
作品情報
| タイトル | 金烏玉兎恋歌 |
| 著者 | 腐蝕 |
| 出版社 | ジーオーティー |
| 配信開始 | 2024年 |
| ページ数 | 214ページ |
収録作品
| 1作目 | 落暉対酌 |
| 2作目 | 明月照心 |
| 3作目 | 開煙睹情 |
| 4作目 | 欺血嬌血 |
| 5作目 | 恋色臉譜 |
| 6作目 | 妖爛魔行 |
| 7作目 | 続落暉対酌 |
レビュー
本作『金烏玉兎恋歌』の作者は腐蝕先生。
普段はCOMICアンスリウムで活躍している作家さんだ。
名前のイメージからちょっとハードめな作品を描いている人なのかと想像してしまうが、そんなことはない。
むしろ純愛モノのほうが多い。
腐蝕先生はよくボーイッシュでスレンダーなかっこいい系の見た目で、それでいて中身は乙女なヒロインを良く描いている。
絵柄も少しラフでクールな感じで、藤本タツキ(もしくは芥見下々?)なんかの絵柄に似ている気がする。
一番良かったのはやはり表紙ヒロインが登場する1作目『落暉対酌』だ。
(というか、今気づいたんだけど、腐蝕先生のマンガのタイトルって、全部漢字4文字に統一されているみたい。かっけえな。)
主人公の片思いの相手、バイト先のボーイッシュ美女のアズハが突然家に押しかけてくる。
事情を聴くと、同棲中の彼氏が浮気をしたため、喧嘩して家を出てきてしまったのだという。
主人公は流れでアズハを泊めることするのだが、彼女から「そろそろ…する?」と誘われてしまい…

内容的には結構純愛よりの作品だ。
「そろそろ…する?」からの流れでのHのあと、主人公が告白をし、恋人同士のHに移行する。
「彼氏以外とはしない」と言っていたキスも解禁し、深夜から翌日の夕方までヤりまくってしまう。
腐蝕先生は女性器の描き方にこだわりがありそうだ。
腐蝕先生の描くヒロインはとてもクールだが、女性器はキャラクターのクールさとは対照的に熱を持ったように赤く生々しく描かれる。
まるでヒロインが隠している実は乙女な内面を映し出すかのようだ。
また、ヒロインが終盤で見せる笑顔もとても可愛らしい。
こういうクールでボーイッシュな感じのヒロインを供給してくれる作家さんは貴重なので、(あとは消火器先生とか?)
これからもたくさん作品を発表してもらいたい。